女性の身体の仕組み
女性の閉経が一般的に大体50歳ごろと言われています。
その前後5年間の約10年間がいわゆる「更年期」といわれる期間です。
そして35-45歳くらいまでをプレ更年期とも呼ばれています。
年齢と共に変化していく女性の身体。
一体何が起こっているのでしょうか。
簡単にご説明していきます(^^)
私たち女性の身体の仕組みは、まず司令塔である脳から命令が出て、卵巣からホルモンが分泌されます。
そのホルモンが子宮に伝達して、再度脳にフィードバックされます。
そこからまた指令が出て卵巣からホルモンが分泌、からの子宮に伝達•••という仕組みで、脳と卵巣と子宮はとても密に連携を取っています。
では、プレ更年期に入ると身体はどのように変化していくのでしょうか。
プレ更年期に起こる身体の変化
プレ更年期に入ると、女性ホルモンはまだ正常に分泌できるのに卵巣機能が先に低下し始めます。
すると、脳が「女性ホルモン出してー」と卵巣に指令を送ってるのに、出るはずの女性ホルモンが分泌されません。
すると脳は、「あれ?指示送ってるよね?何で女性ホルモン出ないの??」と混乱してしまうんです。
この脳の混乱が、自律神経の乱れに繋がります。
自律神経が乱れると、その結果としてめまい、月経の異常、肩こり、頭痛、不眠、イライラetc. 身体の症状となって現れるのです。
一般的に言われる更年期の症状によく似た症状が現れるので、「更年期が始まったのかな?」と心配する女性も少なくありません。
プレ更年期における身体のサイン
プレ更年期のサインとして分かりやすいものは、月経周期の乱れです。
全ての女性に当てはまるわけではありませんが、30代後半頃から月経周期が少しずつ短くなります。一般的に28日周期ですが、25〜26日周期になってきたなど、変化がある方はプレ更年期のサインかもしれません。
月経周期が短い期間が過ぎると、次は月経周期が伸びていきます。
35〜40日に1回、2〜3ヶ月おきに1回と月経周期が伸び、月経が来ないまま12ヶ月が過ぎると閉経です。
プレ更年期の他のサインとしては、こころと身体のなんとなく感じる不調です。
- 以前より疲れやすくなってきた
- なんに対してもやる気が起きない
- 寝つきが悪い、寝起きが悪い
- 前よりイライラすることが増えた
- 身体がだる重い
自律神経というのは、日中の活動モードの交感神経とリラックスモードの副交感神経がシーソーのような関係で成り立っています。
このバランスがとても大事なのですが、プレ更年期に入って自律神経が乱れてくると、このバランスがうまく取れずに「オンとオフ」の切り替えが難しくなります。
そうすると、こころと身体になんとなくの不調として現れてくるのです。
一般的に更年期が始まると言われる45歳頃からは、女性ホルモンの分泌が急降下します。
ホルモンバランスが急激に変化するため、こころや身体に現れていたなんとなくの不調がより本格的で深刻なものへとなる方もいらっしゃいます。
身体の変化を受け入れて、そんな自分も認める
誰しも身体の変化は起こりうるもので、年齢を重ねる上では自然なことです。
変化していく自分自身のことも受け入れて、認めて、愛していきましょう。
それでもこころや身体に辛い症状が出ることはなるべく避けたいものです。
こころと身体に向き合ってサインや変化を感じながらケアをして、症状が現れないようにコントロールすることが大事なのかなぁと思います。
流香サロンでは、そんなこころと身体の変化に寄り添い、その方に合わせたケアやアドバイスをさせて頂きます。
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